
現在の醸造年度:2019BY(令和1BY)
規格:純米酒
ライチやネクタリンを想わせる甘やかな香りとマスカットのような爽快で綺麗な酸があり、軽快な白ワインのようなスマートさと瑞々しくジューシーな味わい。
ボリューム感はありながらも、余韻は青々しく清涼でさっぱりとしたライトテイストです。
しっかり冷やしてのど越し良く爽やかに楽しみましょう!
「春陽(しゅんよう)」は水に溶けるタンパク質(グルテリン)の含有量が少ない品種として開発され、麹が分解して出来る雑味成分の原因となるアミノ酸の生成を抑えられる事で、米を磨かなくても雑味の少ない綺麗な酒質の日本酒が出来ると研究されています。
そして今までの日本酒の香りの方向性とは全く違い、白ワイン(主にソーヴィニオンブラン)やビールの原料であるホップの中に感じられる、“4MMP(4-mercapto-4-methylpentan-2-one)”と呼ばれる独特の青みがかった爽やかな香りを、低グルテリン米を使うことで日本酒でも実現する事が出来ました。
今までのワインテイストの日本酒とは一味違うパターンの味わいのある、今年の倉本酒造のチャレンジ酒です!
原料米 | 春陽 | 精米歩合 | 64% | 使用酵母 | K701 |
---|---|---|---|---|---|
アルコール度数 | 14% | 日本酒度 | -3 | 酸度 | 2.5 |