現在の醸造年度:2024BY(令和6BY)
特定名称:純米酒
ほのかにリンゴやバナナ系のやや青みがかった爽やかな香りが立ち、しっかりめのアタックと円やかな味わいが広がりつつ、心地よい酸のシャープなキレを感じさせながらも、腰の据わった味わいの余韻が長くしっかりと底辺に残る。
じっくりと酒だけでも味わえるボリューム感があり、冬の脂ののった魚介類を使った料理にも合わせやすい。
独特のラベルは、蔵元の前に広がる富山湾の向こうに聳える立山連峰の後ろから昇る朝日(曙)をイメージされております🌄
“Karg-1401号酵母”は2017年に日本醸造協会から頒布が始まった協会1401号酵母を改良した酵母で、火入れ(加熱処理)の際に清酒中の尿素とエタノールの化学反応で微量に生成される“カルバミン酸エチル”と呼ばれる物質を生成しないように、予め尿素を発生させない酵母として開発された清酒酵母です。
(同じような尿素非生産性酵母として、香り高い酵母として知られる協会1801号酵母を改良した協会1901号酵母があります)
“カルバミン酸エチル”という物質は日本では規制がありませんが、海外の一部の国で規制されており、全世界的に日本酒が注目される中で、国際的な規制に対応した酵母の開発・使用もこれからどんどん増えていく事でしょう。
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原料米 | 富山県産 五百万石・てんたかく | 精米歩合 | 70% | 使用酵母 | Karg-1401 (尿素非生産性酵母) |
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アルコール度数 | 17% | 日本酒度 | +5 | 酸度 | 1.7 |