現在の醸造年度:2020BY
特定名称:乗醸仕込み
ふわりと甘爽やかな香りがあり、柔らかいアタックの後から葡萄のような果実味のある甘味がこんこんと湧き出す清水のように広がり、甘さの上にやや青っぽさを感じさせる酸が清涼感を纏わせ、甘味酸味がゆっくりと混ざり合いながら、しっかりと長い余韻とともに、ゆったりとした心地良い時を刻む…
蔵元のある開成町の特産品であるあじさいの花から採取した花酵母を使い、2018年に蔵元再始動の先陣を切って発売された『零号』は、初心を忘れずにチャレンジし続けるという思いが込められており、『零号∞』はあじさい花酵母の持てる力を最大限に引き出し、無限に探究して究極体を目指して製造されました。
今回の製造法は酒を酒で仕込む「貴醸酒」の製造法に非常に近く、あじさい酵母の特徴である強い果実味を酒に生かせないかと考え付いた製造法で、貴醸酒のような熟成感・とろみ感よりもあじさいの花のような爽やかフレッシュ感を目指しました。
製造法は酒の個性を乗せて新たな酒を醸すことから『乗醸仕込み』と名付けられました。
蔵元の商品案内・ストーリーも是非ご覧ください!
https://setosyuzo.ashigarigo.com/products/1440/
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原料米 | 神奈川県産 吟のさと | 精米歩合 | 70% | 使用酵母 | 開成町あじさい花酵母 |
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アルコール度数 | 17% | 日本酒度 | -29 | 酸度 | 3.0 |